商船三井：経済再開と海上輸送の回復

＜テーマ＞ 海上輸送、モノの流れの回復。 ＜概要＞ 各国で経済再開の動きが加速。 コロナの終息は訪れていないが、各国それぞれの事情から経済再開の流れを止まらず、ロックダウンを繰り返すことは非常に困難と推測。 今年の２－４月はコロナによる海上輸送量の減少から、バルチック海運指数は、年初の約1,000から最大60%近く下落。 しかし、直近では５月初旬に再度を400まで下落したあと、6月現在680近くまで回復している。 モノの流れに必須な海運業は、米中貿易戦争の影響は懸念されるものの、ヒトの流れの航空業界よりも回復は早いと考える。 ＜銘柄選定＞ 日本の3大海運会社（日本郵船、商船三井、川崎汽船）のうち、今期の業績予想を出しているのは日本郵船と商船三井のみ。 両社とも大幅な減益を見込んでいるが、前提とする海運市況は商船三井のほうが20%程度保守的な模様。 そのため会社計画からの上振れ、という観点では商船三井がアップサイドあると想定した。同時に商船三井の株価は、他2社と比べると相当出遅れており、コロナ前水準と比較して、40%のアップサイドを残す（他2社は20％）。 市況前提資料 商船三井（15-17ページ） https://www.mol.co.jp/ir/data/cfh/pdf/data2004.pdf 日本郵船（25ページ） https://www.nyk.com/ir/library/result/2019/icsFiles/afieldfile/2020/05/26/2005pptjp.pdf ＜リスク/ヘッジ＞ ロックダウンの再開など海上輸送の回復が大幅に遅れることは懸念材料。シンプルにTOPIX(ETF)をショートすることにした。ただ商船三井の株価はかなり出遅れているので、ヘッジレシオは50%程度に。 ＜投資期間/目標リターン＞ 1年とするが、実際には半年以内に動きがあってもおかしくない。ターゲットリターンは30％とするが、景気敏感なポジションでもあるので、現状では損切りは10%でする予定。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	9104 ...	5000	¥2,111.00	¥2,616.00^D	+24.63%	¥2,600,000.00
		9104 ...	5000	¥2,111.00	¥2,616.00^D	-	¥2,525,000.00
		Dividend Japanese YenJPY Sep 28, 2020	75000		¥1.00		¥75,000.00
2	Short	1305 ...	3000	¥1,728.00	¥1,808.00^D	+4.63%	¥240,000.00
Total							¥2,360,000.00

商船三井：経済再開と海上輸送の回復

+14.99%

Closed

203d 22h 50m 16s

Strategy Percentage Return