調剤薬局ショート：通院頻度減少→薬の処方箋枚数減少→売上減？

＜テーマ＞ 新型コロナウイルスの影響で、患者の通院頻度が減少し、その結果①薬の販売量の減少、②薬を処方する回数の減少、の2つが生じていると想定。①及び②の両方の影響を受けるのが調剤薬局と考えた。 ＜概要＞ 病院でコロナのクラスター発生が続き、感染を恐れて、なるべく病院にいく頻度が落ちると想定。 慢性疾患など通院が必要なケースは1回あたりに処方される薬の量を増やすことで、これまでより頻度を下げて対応。 この場合、薬の販売量としては変わらないが、処方回数が減ることで調剤の報酬は減る。 他に、体調不良等の不定期の通院も、なるべく病院に行かずに完治する道を選ぶ患者が増えているのではないか。この場合は、薬の販売量及び処方回数、の両方でマイナスの影響が出るだろう。 ＜銘柄＞ 最も影響を受けそうなのは調剤薬局の利益貢献が80%くらいを占める日本調剤と予想。 4－6月のみ新型コロナウイルスの影響による売上減を計画には織り込んでいる模様。 限界利益率はほぼ100%と読むので、売上減少分がほぼそのまま利益の減少に繋がると考える。 7月以降も売上減少が続くと利益面ではかなり大きな影響があると考えた。 日本調剤説明会資料 https://ssl4.eir-parts.net/doc/3341/tdnet/1831460/00.pdf ただし、日本調剤はPER16倍程度と他調剤事業も行っているドラッグストアに比べると高くはない。 そこで、調剤事業のウェイトもあるウエルシア（調剤売上割合20％、PER39倍）も選択した。 ＜リスク/ヘッジ＞ 通院頻度による処方箋枚数の減少と、1回あたりの処方量増加による単価上昇、この2つのバランスが肝心だが、単価上昇効果が上回るのがリスク。 またM&A加速などのイベントもリスク。 ヘッジとしては調剤のウェイトがあまりなく、株価もコロナ前と比較して大きく上昇していないマツモトキヨシのロングで組み立てた。 ＜投資期間/リターン＞ 早ければ4－6月の決算がでる7月上旬に明らかになるだろう。 システム上は1年と設定しているが、投資期間はここから半年ほどが目安。リターンは20%を考えるが、月次売上の内容次第では損切り予定。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	3088 ...	1300	¥3,885.00	¥3,985.00^D	+2.57%	¥130,000.00
2	Short	3341 ...	2500	¥1,661.00	¥1,660.00^D	-0.06%	¥2,500.00
3	Short	3141 ...	700	¥8,550.00	¥9,030.00^D	+5.61%	¥336,000.00
Total							¥203,500.00

調剤薬局ショート：通院頻度減少→薬の処方箋枚数減少→売上減？

-1.34%

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335d 2h 40m 27s

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