ケンタッキー：客単価も客数も増加中

＜テーマ＞ 外食チェーンの月次売上をみると面白い。客数、客単価ともに増加もあれば、客数大幅減少だが客単価は20％超伸びてる銘柄も。 客単価が強い外食銘柄は、たとえ客数が激減していても株価は強い。例えばモスバーガー、スシローなど。 客数も客単価も強いマクドナルドは特に堅調。KFCも客数＋６％、客単価＋２５％と同様の強さがある一方で、コロナ前の株価水準に比べると、まだ戻っていない。そこでKFCをロングへ。 客単価動向の違いは、自粛やテイクアウト需要に対応しやすい業態か否か、が一番大きい要素だとは思うが、同時に店やブランドの実力が反映されている可能性もあるとみる。 より深堀りできれば、様々な銘柄でロングショート組むのも面白いかもしれないと注目中。 ＜概要＞ 4月及び5月と、緊急事態宣言中において、客数は+6%、客単価は+25%超と極めて順調に推移。 客単価の増加は、緊急事態宣言解除以降では落ち着きを見せるリスクはある。 一方で、行動様式の変化など、ある程度単価増を維持したまま定着する可能性もあり、そこにbetしたポジション。 今期の会社計画は未定。前期は営業利益48億円で、営業外以下のコロナ関連の損失を除くと、修正純利益ベースで30億円前後でPERは21倍程度となる。 今期、仮に売上が10％伸びると、粗利は35億円ほど上昇。販売管理費の増加はあるが、25億円ほど残れば利益は50％増となり、PERは14倍程度となる。なお、4－5月で既存店売上は30％以上伸びている。 ＜リスク/ヘッジ＞ 人々の行動様式含めて2月以前に戻ると、今回の投資テーマから外れることになるので要注意。 コロナ以前の株価に比べて回復しきれていないことや、直近の各種環境変化にも影響を受けていないため、 ヘッジなしのロングで組み立て。 ＜投資期間/リターン＞ 通年の結果を見ているので1年。ただし、月次の動向、特に客単価で大きな反動減や2月以前の水準で継続し始めると、当アイデアはクローズする予定。 コロナ（感染症）下でも強い外食として、マクドナルド（PER42倍）やモスバーガー（修正PER90倍）と比べかなり割安と感じる。 既存店売上を伸ばしていければ、PER25倍、+70%のリターンもあり得るか。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	9873 ...	3600	¥2,878.00	¥2,799.00^D	-0.66%	¥68,400.00
		9873 ...	3600	¥2,878.00	¥2,799.00^D	-	¥284,400.00
		Dividend Japanese YenJPY Sep 28, 2020	90000		¥1.00		¥90,000.00
		Dividend Japanese YenJPY Mar 29, 2021	126000		¥1.00		¥126,000.00
Total							¥68,400.00

ケンタッキー：客単価も客数も増加中

-0.66%

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