平和不動産：兜町の大家に株主提案！

4/30付 DIAMOND ONLINEの記事を見てのアイデア。6月の株主総会前後の動きに注目します。 「『兜町の大家』平和不動産にファンドが株主提案、禁止を求めた内容とは？」 https://diamond.jp/articles/-/270044 平和不動産は兜町の証券取引所が入居するビルを保有する不動産会社で、「兜町の大家さん」として有名です。 最近は証券取引所周辺の再開発にも積極的に取り組んでいます。 その平和に対し、アクティブファンドが東証からの天下り禁止を求める株主提案を行なったとの報道。 資本関係のない主要な店子からの天下りという、他に類をみない利益相反が起きかねない不思議な慣習を やめろというのは、極めて正しい提案に聞こえ、拒否する場合、合理的な説明ができるかに関心が集まります。 平和は過去にに発行済の20%以上のTOBを受けた場合、買付者以外の既存株主に新株予約権を無償で与える 買収防衛策を採用しており、その期限を迎えるのが今年6月の株主総会とか。 かつて東証との間で、日経平均連動という聞いた事のない家賃体系を採用していた平和不動産、体系変更後も 家賃が改定のたびに引き下げられるという不思議な契約内容とか。 古いタイプの日本企業に見える慣習を平和の経営者がどう説明し、株主がどう判断するのか楽しみです。 記事によれば、保有不動産の時価評価による一口当たり純資産(NAV)は5,249円とか。 記事を受けて値を上げた本日の株価：3,840円は依然NAVの7掛けレベル。 買収防衛策否認によるTOBの発生、又はTOB期待による平和の値上がりに期待してロング、合わせ技で 東証を運営する日本取引所グループ(JPX)をショートします。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	8803 ...	100	¥3,815.00	¥4,280.00^D	+12.19%	¥46,500.00
2	Short	8697 ...	100	¥2,688.50	¥2,502.00^D	-6.94%	¥18,650.00
Total							¥65,150.00

平和不動産：兜町の大家に株主提案！

+10.02%

Reached performance target

111d 30m 0s

Strategy Percentage Return