三菱ケミカル：世界的なソーシャルディスタンスからアクリル板需要拡大？

＜テーマ＞ 飲食店、小売店、病院、その他対面店舗でアクリル板の利用が増加。 世界的にも今後増えたり、定着する可能性があることに期待した投資。ソーシャルディスタンス！ ＜概要＞ アクリル板はアクリル樹脂（PMMA）でできているが、その原材料はメタクリル酸メチル（MMA）と呼ばれる。 このMMAの生産量トップシェア40%を持つのが三菱ケミカルグループ。MMAの世界総需要は350万トン。 https://www.mitsubishichem-hd.co.jp/kaiteki_management/online/material/ アクリル樹脂を1kg生産するにはMMAも1kg必要となり、歩留まり等を考慮すると、アクリル板需要が1トン増えると、MMA需要は1-1.3トンくらいは増えそう？ 1m四方のアクリル板で重さ4kgほどあるようなので、MMA需要として4.5kgくらい。 ここからはかなり適当な計算となるが、仮に世界中で1億枚の需要が出ると、45万トンほどの需要増加となり、MMAの世界需要が10％以上押し上げ。 当然MMA価格の高騰にもつながるわけだが、問題はどの程度需要があるか？。 日本だけで見れば、小売店と飲食店合わせて180万店舗ほど。平均2－3枚ほど潜在需要があったとして、400-500万枚。これにオフィスや病院、その他対面店舗など合わせていくと、検討つかないが潜在的には1000-2000万枚ほどの市場が日本のみでありえる？ あるいは世界人口77億人からみて、1.5%ほどの人口分だけ何らかの形用意されていく、とみたら1億枚以上の需要が発生する。 ＜リスク＞ MMA需要の計算がかなりいい加減なので、業績貢献へのインパクトが計算しにくい。 三菱ケミカルはMMA貢献は全体の20-30%ほどあり、貢献するなら大きい。でもそれ以外の事業も大きいので、コロナが終息しなければそこが足を引っ張るリスクもあるし、終息すればそこはアップサイドだが、本テーマは終了となる。 マーケットリスクのある銘柄なので、JPX400のショート（ベアロング）でヘッジ。 ＜リターン＞ 1年くらいの期間でみて、目標はコロナ前の株価水準で30%。と言いたいところだが、上記のプラス影響評価があいまいなので、短期10-20%達成したら終了も視野。損切もそれくらい。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	1469 ...	1000	¥3,820.00	¥3,345.00^D	-12.43%	¥475,000.00
2	Long	4188 ...	16000	¥626.00	¥549.40^D	-10.25%	¥1,025,600.00
		4188 ...	16000	¥626.00	¥549.40^D	-	¥1,217,600.00
		Dividend Japanese YenJPY Sep 28, 2020	192000		¥1.00		¥192,000.00
Total							¥1,500,600.00

三菱ケミカル：世界的なソーシャルディスタンスからアクリル板需要拡大？

-10.85%

Closed

232d 3h 13m 11s

Strategy Percentage Return