サンフロンティア不動産：配当利回4%を確保しながら、ワクチン普及後のアップサイドを狙う。

投資サマリー ＜今期からの業績回復＞ コロナ禍にテレワークがあれだけ叫ばれる中でも、中古オフィスのリノベ、テナント付け、そして売却事業で25％の粗利を2021年3月期は確保。物件の仕込み自体はコロナ前のものをコロナ後に売却していたので、この粗利率がほぼボトムと推察。ちなみにコロナ前は粗利率は35％あった。今後は物件の仕入れはコロナ以降の仕入れが多くなるので、売却価格にあわせて仕入価格も抑えられるであろう。よって粗利率は徐々に改善していくと予想。ワクチン普及からのオフィスワーク需要の回復や、超一等地＆設備投資かけてのオフィス構築から、リノベ済オフィスへの需要へのシフトが起きれば、さらにアップサイドが見込める。 ＜ホテル回復＞ バランスシートの20％くらいを使って数年前からホテル事業を行う。ここが12億円ほどの赤字となっていて、株価が回復していない理由の一つと思われる。引き続き環境は厳しいものの、逆に言えばこれ以上のダウンサイドはないだろう。ワクチン普及以降の旅行需要の回復は大きなアップサイド。ホテル専業のREITが続々と株価を元の水準近くまで戻していく中、相対的に株価の回復が鈍くアップサイド時のリターンが魅力的。 ＜魅力的な配当利回り、割安なPER、PBR、過去実績含めて堅実な会社運営＞ 現状の配当利回りは4％。今期の配当性向は会社予想ベースで27％（過去の配当性向は平均30％弱くらい）で、REITのように100％配当で吐き出していない状態でREITに近い配当利回りを提供できている。それだけPERやPBRが低く、会社予想ベースで今期のROEは10％ある中で、PBRは0.75倍、PER7倍となっている。長期的に見ても増収増益を堅実に遂げてきた会社でもあり、資本が積みあがれば向こう3年でPBRは0.5倍程度にまで低下する可能性もある。自己資本比率も50％以上とレバレッジをあまりとらずに物件の仕入れを行っているので、危機時にも資金繰り破綻するリスクはかなり小さい。 会社の中期経営計画は2025年3月までに経常利益200億円、純利益140億としており、近い水準を達成するだけでも、現状の時価総額500億円はかなり割安となろう。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	8934 ...	10000	¥1,049.00	¥1,240.00^D	+18.21%	¥1,910,000.00
Total							¥1,910,000.00

サンフロンティア不動産：配当利回4%を確保しながら、ワクチン普及後のアップサイドを狙う。

+18.21%

Closed

288d 5h 30m 28s

Strategy Percentage Return