アフターコロナとインフレを味方に！ヒューリック

3003　ヒューリック 三大ディベロッパー（三井不動産・三菱地所・住友不動産）に次ぐ大手ディベロッパー。 売上の9割は不動産事業で構成され、不動産売上（投資・開発）と不動産賃貸が主力。特に、オフィスビルに強みを持つ。 ＜注目した理由＞ ①アフターコロナでオフィスビルへの引き合いが強まる 　コロナ禍でのテレワークの普及により、オフィスへの需要には下押し懸念がある一方、日本ではテレワークによる生産性向上に限界を感じている企業も多い。そのため、アフターコロナでオフィスビルへの引き合いも強まると考えられる。 　また、ヒューリックは、「東京23区」「駅近」の物件をメインターゲットとしているため、コロナ禍でも引き合いが強く、空室率を低く抑えることができている。仮にオフィス離れが定着したとしても、保有物件には深刻なダメージは少ない。 ②インフレの進行で、実物資産を保有する企業が注目される 　不動産銘柄は、インフレ率と連動する傾向にある。FRBが「インフレは一時的ではない」と言っているように、インフレは構造的な問題になりつつあるため、不動産銘柄が注目される可能性がある。 　インフレ退治のため欧米で利上げが始まると、欧米不動産のイールドスプレッド（不動産利回りー長期金利）が縮小するため、相対的に日本不動産の魅力が増すのもプラス。 　ヒューリックが持つ「東京23区」「駅近」の物件は値崩れがしにくく、資産価値が高いのも好材料。 ③同業他社比較で割安 ディベロッパー各社のPBR対理論PBRを比較すると、ヒューリックの割安さが目立つ（下の表）。PERや予想配当利回りでも割安な水準。 ＜割安さの要因＞ 　もともと不動産株自体、アベノミクスへの期待感が抜けていくに連れ、バリュートラップに陥ったような状況だったが、ヒューリックは昨年9月の公募増資により一段と下げている。公募増資は、発行済み株式の12.5％の規模であり、EPSの希薄化が懸念されたものと推測。 　しかし、アナリスト予想を参考にすると、20/12⇒22/12でEPSは17％程度成長すると思われるので、22/12の会社予想が堅調なら見直し買いが入る可能性も。 ＜目標株価＞ 22/12の予想BPSが850円程度、PBRは2倍まで上昇余地があるとして、1700円。 損切は860円。（PBRは1倍切ることはないと思うので） 

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	3003 ...	300	¥1,049.00	¥1,050.00^D	+4.10%	¥12,900.00
		3003 ...	300	¥1,049.00	¥1,050.00^D	-	¥300.00
		Dividend Japanese YenJPY Jun 28, 2022	6000		¥1.00		¥6,000.00
		Dividend Japanese YenJPY Dec 28, 2022	6600		¥1.00		¥6,600.00
Total							¥12,900.00

アフターコロナとインフレを味方に！ヒューリック

+4.10%

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