株主優待廃止で狙い目！東京特殊電線

電線メーカー、古河電気工業の子会社。リーマンショックで業績が大きく傾いたのを機に構造改革を進め、ニッチ市場を開拓。 不採算事業の切り離しと高収益な製品へ注力を進めた結果、現在は営業利益15%超の高収益企業となっている。 (cf.電線大手のフジクラ：5.7%、昭和電線HD：5.0%) 現在の主力事業は、データセンターやPC向けの「三層絶縁電線」、自動車シート用のヒーター線、半導体検査装置向けのコンタクトプローブなど。 決算内容 〇売上高は前期比21.0％増、営業利益31.1％増、営業利益率は14.4％⇒15.6％へ上昇。主要原材料である銅地金価格の上昇があったものの、高付加価値製品の伸長や原価低減、販管費の抑制により、営業利益率を向上させた。 〇セグメント別では、PC等の小型トランスに使用される「三層絶縁電線」でサーバー用の需要が増加、自動車の生産回復によりシート用ヒータ線が回復、半導体検査機器向けコンタクトプローブが好調、中国子会社で焼付線の需要が増加した。 〇今年度のガイダンスは、売上高2.9％増、営業利益1.9%減の増収減益予想。ただし、保守的な予想を立てる傾向にあること、予想為替レートを1ドル＝115円と現状よりも円高に設定していることから、今後上方修正される余地はありそう。 買いたい理由 〇株主優待廃止を受けた急落 これまでは、100株以上保有の株主優待に対し、保有期間が1年未満ならクオカード3000円分、1年以上ならクオカード5000円分を贈呈していた。 21年度の配当は1株80円であったため、100株を1年以上保有している株主は、80×100【配当分】+5000【クオカード】=13000円を得られていた。（21年度末の株価は2900円前後であったため、優待込みの利回りは約4.5%） こうしたことから、保有株の多くない個人投資家からは根強い人気があった。 しかし、今年度からは優待が廃止されることとなり、恐らく個人投資家からの売りが出て、株価は2200円まで急落。近年は高収益体質となってROE8%を安定して超えているにも関わらず、PBRは0.9倍を割り込んでいる。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	5807 ...	200	¥2,300.00	¥5,640.00^D	+147.39%	¥678,000.00
		5807 ...	200	¥2,300.00	¥5,640.00^D	-	¥668,000.00
		Dividend Japanese YenJPY Sep 28, 2022	10000		¥1.00		¥10,000.00
Total							¥678,000.00

株主優待廃止で狙い目！東京特殊電線

+147.39%

Closed

191d 17h 25m 10s

Strategy Percentage Return