金曜日の米国は強い経済指標を背景に上昇。その前日の増税報道による下げを打ち消すこととなった。指標としては、4月のPMI(製造業購買担当者景気指数)が60.6と過去最高、3月の新築住宅販売も前月比+20.7%と伸びとしては15年ぶりの水準。
結局経済がしっかりしていれば大体の話は消化できるよね、という教科書的な動きでもあり、また債券市場の反応が今回も正しかったような展開。
今週からいよいよ期末決算ウィークが始まる。これまでマクロ的な話が多かったが、しばらくは決算の内容で個別が動く展開になる。あえて内需に行く必要もなさそうなだけに、外需で足元救われないかがかえってこわい。そういう意味では決算前の一部利確もありえそうだ。決算では特に今期の見通しがどうなるかが気になるところ。
保有している銘柄はもちろん、保有していなくても各業界の代表的な企業は景気動向探る上でも要チェックかな。まだ網羅しきれていないが、個人的な興味も含めて今週は以下の銘柄の決算、特に今期予想の見通しのコメントを見てみる予定。
26日:JSR
27日:マネックス、コメリ、野村不動産、ZOZO、積水化学、キッコーマン、イビデン、ニチガス、シマノ、JR東海、野村、アドバンテスト、新光電気、ファナック、野村総研、日立建機
28日:村田、サイバー、ルネサス、Zホールディングス、TDK、JR東、ヤマトホールディングス、東電、信越、ソニー、SBI、三菱電機、トクヤマ
29日:商船三井、HOYA、東京都競馬、モノタロウ、日本M&A、グローバルダイニング、ANA、インフォマート、東京エレクトロン
抜け漏れもありそうだが、何か気になる業界の動きがあればここでコメントします。決算リクエストありましたら、ぜひコメントお願いします。知らない会社のほうが多いので、深堀できないかもしれませんが。
主要市場の動き
ダウ 34,043.49 (+0.67%)
S&P 4,180.17 (+1.09%)
NASDAQ 14,016.81 (+1.44%)
FTSE 6,938.56 (+0.00%)
米国10年金利 1.559% (+0.0140)
原油 62.04 (+0.99%)
ビットコイン 5,258,845円 (-4.31%)