外食産業、戦略の違い

再びの緊急事態宣言による影響が懸念される外食産業から、戦略の違いに注目したアイデアを試します。 ロングは、イートアンドホールディングス、「大阪王将」などを運営する企業です。 元々、王将からののれん分けで商売を始めた外食企業ですが、近年冷凍食品の製造販売を強化しており、 冷凍餃子市場では30%を超えるシェアを有しています。 外食部門でも「大阪王将」の店舗を「帰着駅近、住宅立地」に開店し、持ち帰り需要を狙う戦略を取り、 2022年2月にはコロナ前の経常利益レベル回復を見込んでいます。 王将つながりで王将フードサービスも併せてロング。 一方のショートはコロワイド、元々積極的なM&Aで業容を拡大してきましたが、コロナ下でも「大戸屋」 TOBで注目を集めました。その大戸屋、株価はTOB価格3,081円が2,000円を割る水準まで下落、その後、 株主優待の拡充策で3,000円台回復も権利落ち後は2,500円に。 別のグループ会社、アトムも3月にコロワイドの優先株の普通株転換、それに続く大型売り出しで下落です。 そもそもの祖業である居酒屋業態はコロナの影響を大きく受けており、もはや目指す方向性が不明です。 大変な環境の中では明確な方向性を持った戦略を進める企業に利ありと判断します。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	9936 ...	100	¥5,670.00	¥5,610.00^D	-1.06%	¥6,000.00
2	Long	2882 ...	600	¥1,853.00	¥1,832.00^D	-1.13%	¥12,600.00
3	Short	7616 ...	1000	¥1,795.00	¥1,951.00^D	+8.69%	¥156,000.00
Total							¥174,600.00

外食産業、戦略の違い

-5.03%

Hit stop loss

333d 2h 0s

Strategy Percentage Return