日本の住宅価格はどうなる？

新型コロナを受けた郊外移住や低金利環境の継続により、世界各国で住宅価格が高騰しています。 その影響で木材価格が値上がりし、「ウッドショック」なる言葉も生まれたようです。 日本においても戸建分譲販売は絶好調で、飯田グループHDやオープンハウスの株価は、1年前に比べ それぞれ2.3倍、2.9倍の水準まで上昇しました。 足もと多少調整していますが、PERは共に9倍程度で、目標株価を上方修正する証券会社もあります。 以下の理由から、戸建住宅市場の成長減速を予想し、5月決算発表前にパワービルダー2社をショート。 1. 住宅資材の高騰：主に使われる輸入木材は価格高騰、国産の代替使用はコストの大幅上昇を招く。 　　　　　　　　　売値への転換は困難と見られ、採算悪化を予想 2. 可処分所得：日本での家計所得は上昇が頭打ちとなっており、購買力の上昇が期待しづらい。 3. 低金利：アメリカでは大きな後押し要因となっているが、日本ではコロナ前から低金利。 4. 持ち家比率：人口増加のアメリカで65%に対し、人口減少の日本では80%。需要拡大は困難。 飯田グループの収益予想変更資料を見ると、昨年末の在庫は完成、仕掛かり共、大幅に減少。 販売好調ゆえの現象と見られますが、今後の資材高騰の影響は大きいと予想します。 だから足もと下げてるんでしょうが。。。 結果として、新型コロナは日本の一般戸建住宅市場に将来需要の先食いをもたらしたのか？？ 一方、平均価格3億円という超高級戸建ブランドを立ち上げたのが大和ハウス工業。 極端なニッチマーケットが、20%を超える成長を見せているとか。 資産価格上昇の恩恵を大きく受けるこの市場には、前述の成長の壁は存在しないと判断。 パワービルダーショートの高級注文住宅ロングとし、残りを日経平均ETFで調整します。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	1925 ...	100	¥3,269.00	¥3,205.00^D	-1.96%	¥6,400.00
2	Short	3288 ...	50	¥4,560.00	¥4,710.00^D	+3.29%	¥7,500.00
3	Long	1329 ...	15	¥30,000.00	¥29,180.00^D	-2.73%	¥12,300.00
4	Short	3291 ...	200	¥2,662.00	¥2,942.00^D	+10.52%	¥56,000.00
Total							¥82,200.00

日本の住宅価格はどうなる？

-5.35%

Hit stop loss

12d 40m 0s

Strategy Percentage Return