概要
みんかぶの個人投資家予想売買傾向を参考にして、前日の買い予想、売り予想TOP3をポートフォリオに組み込み、リターンや値動きを捕捉する。期間は1週間。各銘柄は順位に応じて重みづけを行った。10%を利確損切ラインに設定して様子見。

ロング銘柄

  • FDK
    富士通系。電気エネルギー事業に注力。電池軸にエンジニアリング。次世代電池模索。

22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比94.6%増の6.9億円に拡大して着地。ニッケル水素電池やリチウム電池、産業機器・モビリティ用途向けモジュールの販売が増加したことが寄与。円安進行による採算改善も大幅増益に貢献した。

  • SEHI
    情報技術専門書の出版が主力。スマホコンテンツ作成やマーケティング、技術者派遣も。

22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の4.7億円に急拡大して着地。出版事業で既刊書籍販売、Webメディア、イベント、電子書籍の売り上げが好調だったことが寄与。IT人材研修事業の伸長なども大幅増益に貢献した。

  • ワンダープラネット
    スマートフォン向けにアプリやゲームの企画・開発・運営などを手掛ける。

ショート銘柄

  • ソフトバンクグループ
    投資持ち株会社。傘下で10兆円ファンド、携帯電話、ZHD。持分に中国アリババ。

同社は傘下のビジョンファンドなどを通じて、米ハイテク企業だけでなく中国のネット系有力企業に巨額資金を投下している。中国電子商取引最大手のアリババや、最近メディアを賑わすようになった中国配車アプリ大手の滴滴出行(ディディ)をはじめ、中国ハイテク株への投資が裏目となる可能性をマーケットは警戒している。昨日は一時380円あまりの下げでフシ目の7000円台を大きく割り込んだ。しかし、信用買い残をみれば、直近データでむしろ買い残は増加しており1800万株を超えている。ソフトバンクGは逆張りの投資対象というよりは全体株価を占うバロメーターとして引き続き注目しておきたい。

  • LeTech
    権利調整物件を中心に改修・販売のほか、不動産賃貸・介護事業を展開。

  • ラキール
    企業向け基盤システム「LaKeel DX」の開発・販売を手掛ける。直近IPOとして注目度高いものの荒い動き継続。