工業炉空売り

鉄鋼会社の業績はアフターコロナで少しづつ戻ってはいるが、半導体不足で自動車メーカーの生産量が制限されている中、利益の回復が遅く固定費と設備投資を削減する必要がある。特に国内需要の回復が鈍化しており、工業炉の国内販売はゆっくり回復していく予想。海外からの受注が大きく増え全体の受注高を伸ばしているが、海運賃料の上昇によって海外輸出分の原価が悪化。売掛金回収の悪さも少し気になる。利益の完全回復がもう少し先？だと思われる。技術的にエネルギー効率とNOx排出量のトレードオフをどう解決するかもまだはっきりしていないため、長期的にコロナ以前の成長率以上の伸びを見込みづらい状況(むしろSDGsと逆行？)。最新の通期予測ベースEPS78円に対してPER24倍。直近Q1の決算がいまいちで、通期予測達成できるかが微妙だし、通期予測どおりのペースで回復していってもPERが割高すぎる。コロナからの回復が多少織り込まれているようだが、やはり割高だと思われる。18年5月の10.5倍xEPS145円の1522円に、+10%ほど(どっかのレポートでコロナがなければ工業炉市場全体17-23年CAGR9-10%で伸びるという数字を見た気が)自動車→鉄鋼需要増加見込みによる成長で1674円くらいがターゲットプライス。現在の価格から+10%で2100円くらいまでに上がればロスカット。 最近の日経ちょっと読めなくて、他に持っているロングポジションのヘッジとして建てる、マーケットニュートラル。短期的に見ると日経との相関度も高い。ただちょっと銘柄単体の動き面白そうなので、単独銘柄でポジションを建てる。 簡単なリサーチをもとに立てた仮説であり数字の面で検証する必要がある。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Short	1964 ...	1600	¥1,902.00	¥1,742.00^D	-8.41%	¥256,000.00
Total							¥256,000.00

工業炉空売り

+8.41%

Closed

237d 14h 43m 41s

Strategy Percentage Return