資源高を味方に！小松製作所

米キャタピラーに次ぐ世界2位の総合建設機械メーカー。建設機械・車両、鉱山機械が主力。 売上高では米州が最も多く、3割強。古くから海外展開を進めており、海外売上高比率が80％を超えるグローバル企業。 売上高・営業利益は以下のとおり、シクリカルに成長。 17～18年度にかけては、米大手鉱山機械メーカーのジョイ・グローバル社（現「コマツマイニング（株）」）を買収した効果で増収増益だったもの、以降の2年間は、北米の在庫調整、新型コロナによる中国の需要減&中国メーカーの台頭、燃料炭価格の下落によるアジア（特にインドネシア）の鉱山機械需要減が重なり、減収減益。 しかし、21年度は増収増益予測で、２Qで上方修正。要因としては、北米での住宅建設需要やインフラ需要、欧州でのインフラ投資、資源価格の高騰によるアジアや中南米での鉱山機械への引き合いの強まり。 22年度に向けても好材料は多い。  北米：今後5年間で1兆ドルを投じるインフラ投資法案の可決。 　　　（これまでの政府による公共投資はGDP比4％程度であったため、2020年までの5 　　　　年間でおよそ4兆ドルの投資。1兆ドルはかなりの規模の投資額となっている。） アジア：資源価格の高騰を背景に、インドネシアを中心に燃料炭への投資が継続。環境配慮 　　　　から北米の産出が減る一方、インドネシアなど東南アジアが増産している状況。今後3 　　　　年間程度は、石炭の需要も見込める。（2Qの決算説明動画、日経記事より） 　　　　加えて、欧州がロシア産石炭の禁輸を決定したことで、インドネシアでは、増産に向け 　　　　たさらなる投資の可能性もあると考える。 　　　　EVの普及が、ニッケルへの投資も後押し。 ２Qの決算説明会によれば、直近の最高益だった19年3月期並みに受注が増えている。 さらに、鉱山機械の値上げを進めており、22年度はその効果が通期で貢献。 直近の株価は、コロナショックを底に、米インフラ投資法案への期待から21年5月ごろまで上昇基調。以降、欧米でコロナ再拡大などが懸念され、2600～2800を推移していたが、ウクライナ情勢を受けて資源株の一角として注目されてか、やや上昇している。 ＜目標株価＞ ①最高益が射程圏内に入ってきた場合、18年初の4400円程度まで上昇。 ②下値として、予想PBR1倍の2100円程度。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	6301 ...	200	¥2,820.00	¥3,300.00^D	+17.02%	¥96,000.00
Total							¥96,000.00

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+17.02%

Closed

309d 11h 37m 23s

Strategy Percentage Return