
―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から21日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　プロレド <7034>
　24年10月期第2四半期累計(23年11月-24年4月)の連結営業損益は2.7億円の黒字(前年同期は0.9億円の赤字)に浮上し、通期計画の9.1億円の赤字をすでに上回った。

★No.2　ネオジャパン <3921>
　25年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比16.7％増の4.6億円に伸び、通期計画の16.1億円に対する進捗率は28.9％となり、5年平均の26.9％とほぼ同水準だった。

★No.3　東京産 <8070>
　24年3月期の連結経常損益は39.4億円の赤字(前の期は9.6億円の黒字)に転落したが、25年3月期は20億円の黒字に急浮上する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7034> プロレド 　　　東Ｐ 　 +17.62 　　6/14　　上期　　　-64.98
<3921> ネオジャパン 　東Ｐ 　 +13.61 　　6/14　　　1Q　　　 16.71
<8070> 東京産 　　　　東Ｐ　　 +7.51 　　6/18　本決算　　　　黒転
<4936> アクシージア 　東Ｐ　　 +5.53 　　6/14　　　3Q　　　-10.47
<9612> ラックランド 　東Ｐ　　 +0.80 　　6/14　　　1Q　　　 46.81

<1873> 日本ハウス 　　東Ｐ　　 +0.31 　　6/14　本決算　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした21日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース

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