　商船三井<9104.T>が続伸し７５日移動平均線とのマイナスカイ離を修正したほか、日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>なども堅調な値動きをみせている。コンテナ船市況がここ回復色を示していることや、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数も今月１３日の急上昇を境に戻り足を強め２０００の大台復帰が目前となるなど、海運セクターの収益環境の改善が意識されている。加えてここ一段と円安が進んでいることも運賃ドル建て決済の海運会社にとっては追い風となる。株価指標面でも低ＰＢＲ銘柄が多く、バリュー株物色の波に乗っている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS

商船三井など海運株が戻り足強める、コンテナ船、ばら積み船市況いずれも回復傾向に◇

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