　トラスコ中山 <9830> [東証Ｐ] が8月9日後場(13:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比7.4％増の99.5億円に伸び、従来の1.8％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の188億円→193億円(前期は186億円)に2.7％上方修正し、増益率が1.0％増→3.7％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.1％増の94.1億円とほぼ横ばいの計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の49円→50円(前期は46.5円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.7％減の48.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.0％→6.8％に悪化した。

株探ニュース

トラスコ中山、今期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

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