TKP、フレキシブルオフィスに期待

日経新聞の「TKP、新宿ヨドバシに大型貸しオフィス」を見て、マザーズ上場、貸会議室のTKPに本日夕刻の 2021年2月期決算発表前にロングでエントリーします。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC123DW0S1A410C2000000/ コロナによる在宅勤務の影響で、空室率上昇が続くオフィス市場、貸会議室についても同様の認識でしたが、 記事を見てIR資料をあたったところ、想定していた状況とはやや異なるようです。 まず、全体の業績は回復傾向で、3Qのみの営業利益は黒字転換済。 本業の貸し会議室が増益を牽引、足を引っ張っているのはホテル飲食事業(ポストコロナのアップサイド?)。 貸会議室では従来の時間貸しから2日以上の期間貸し需要が変化、用途もウェビナーや株主総会向けが拡大。 更に連結化したリージャスビジネスは、テナントとの契約期間が1年以上と長く、コロナの影響が小さい。 会社は現在を貸し会議室市場の拡大の好機と捉え、施設のスクラップ&ビルドを進め、フレキシブルオフィス 事業を拡大。 認識していなかった貸し会議室マーケットの新たな需要と、ビジネスの多様性に強く興味を惹かれました。 懸念点は、3Q決算発表時に公表された合計200億円の新株予約権です。 発行済株式の20%超の規模によるダイリューション懸念に加え、当初行使価格2,672円の転換価格調整方式は、 株価の頭を押さえる要因になりそうです。 資金使途はフレキシブルオフィスの拡大とデットの弁済。 有利子負債比率がやや高い印象なので合理的ではあるのでしょうが、いずれにせよ結果は市場の拡大次第。 会社が想定する将来の市場拡大に期待し、ロングで長期ホールド作戦を想定します。 株価の絶対値からもNISA向きでしょうか？

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	3479 ...	100	¥2,589.00	¥2,321.00^D	-10.35%	¥26,800.00
Total							¥26,800.00

TKP、フレキシブルオフィスに期待

-10.35%

Hit stop loss

357d 2h 10m 0s

Strategy Percentage Return