私鉄企業、MSCI Index除外の影響

世界的株式インデックスであるMSCIの定期銘柄入れ替え発表から、ほぼ2週間が経過しました。 今回の見直しで日本企業は、除外29銘柄に対し新規採用0と、世界での存在感の後退を示す結果となりました。 除外銘柄はイオンモール、エア・ウォーター、アルフレッサ等々ですが、私鉄企業では京阪HD、京急、名鉄、 西武が除外対象になりました。 この中でもパッシブ投資減少の影響が大きそうなのが、京阪HDと名鉄で、みずほ証券の試算では名鉄21日分、 京阪19日分の取引高、大和証券では京阪20日分、名鉄18日分の取引高と、除外銘柄で最大規模のマイナスの 影響を予想しています。 実際、除外公表以降の株価は、京阪が△13％、名鉄が△25%の大幅下落となっており、不振の続く私鉄 銘柄の中でも大きな下げとなっています。 入れ替え発生は5/27なので、依然下落のリスクは残りますが、除外の影響は概ね織り込まれたと判断、 除外2社をロングし、私鉄銘柄の中から、東武鉄道と西日本鉄道をショートします。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	9048 ...	200	¥1,912.00	¥2,113.00^D	+10.51%	¥40,200.00
2	Long	9045 ...	100	¥3,265.00	¥3,510.00^D	+7.50%	¥24,500.00
3	Short	9001 ...	110	¥2,776.00	¥2,751.00^D	-0.90%	¥2,750.00
4	Short	9031 ...	140	¥2,670.00	¥2,656.00^D	-0.52%	¥1,960.00
Total							¥69,410.00

私鉄企業、MSCI Index除外の影響

+5.00%

Reached performance target

187d 1h 30m 0s

Strategy Percentage Return