半導体視点を変えた戦略

半導体に注目が集まる中、主役と目されるメーカーはインテル、サムスン、TSMCなどの外国企業。 前工程、後工程などの二ッチ分野には依然有力企業がひしめくものの、すっかり日本企業の影が 薄くなった感があります。 製造措置も例外ではなく、かつて露光装置の2大巨頭だったニコン、キヤノンは技術革新で遅れ、 いまやオランダのASMLの独壇場。 半導体不足で市況絶好調の中、波に乗り遅れた2企業は恩恵を受けられず、というような説明を よく見かけるように思います。 あたかも現在不足しているのは日本企業の露光装置では作れない最先端の半導体のように 感じていましたが、産業用、自動車用で不足しているのは、むしろレガシー製品のようです。 最先端の製品に注目が集まるため、投資もそちらに偏りがちで、レガシー製品への投資が拡大せず、 それが半導体不足が解決しない要因の模様。 つまり、脱炭素への注目によりレガシーである炭素燃料への投資が抑制、供給が増加しないため、 価格が高止まるという資源分野と似た構図がここにもありそう。 レガシー製造装置への特需の期待から露光装置のかつての巨頭、ニコンとキヤノンをロングします。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	7751 ...	100	¥2,607.50	¥2,883.50^D	+10.58%	¥27,600.00
2	Long	7731 ...	200	¥1,179.00	¥1,228.00^D	+4.16%	¥9,800.00
Total							¥37,400.00

半導体視点を変えた戦略

+7.53%

Reached performance target

73d 5h 20m 0s

Strategy Percentage Return