相場格言：「山高ければ谷深し」

先人達の経験を今に伝える相場格言の数々。 「山高ければ谷深し」、大きく上がった相場ほど、大きく下げることもあるとの教え。 まさに、2024年の日本株相場は、この格言を地で行く展開。 但し、この格言には「谷深ければ山高し」という逆の教えもあるため、Valuationの低い アセットマネジメント(AM)企業をロングしてみます。 地主(3252): 底地をテナントに貸して地代を受け取る不動産投資のAM企業 2023年末の2,182円から7/5には2,830円に上昇(+30%)するも、直後に公募増資(PO)を発表。 ダイリューション懸念で下げたところを、今回の日本株急落が直撃、8/5には1,620円 まで急落(△42%)。 足もとの株価は、PO前に公表した会社予想に対するPERは6倍、配当利回り4.5%水準。 会社はPOの調達資金を2024年12月までに物件取得に充当、業績予想に対する影響も軽微と 説明しており、事実ならValuationは割安な印象。運営するファンドへの物件売却による アップサイドに期待。まずは8/9の決算説明に注目。 マーキュリアHD(7347): Buyoutファンドや国内外でREITを運営するAM企業。 2023年末の701円から、5/6に1,129円まで上昇(+61%)するも、8/5に628円まで下落(△45%)。 5月の1Q決算では、海外REIT株の評価損から収益計画進捗の遅れが目立ったものの、業績予想は 変更せず。その後、8/1にはBuyout Fundからの成功報酬を受領できるステージへの到達を公表。 足もとの株価は、5月の会社予想に対しPER6倍、配当利回り3.1%。 2年連続で自社株買いを実施した経緯もあり、プライム市場残留を目指している点からも、 何らかのアクションを期待できそうな印象。こちらも8/13の決算発表に注目。 市場のVolatilityがまだまだ高い中、低Valuationの高配当企業への投資に安心感。

#	Side	Instrument	Volume	Price at inception	Current price	Change	P&L
1	Long	7347 ...	200	¥709.00	¥860.00^D	+21.30%	¥30,200.00
2	Long	3252 ...	200	¥1,932.00	¥1,989.00^D	+2.95%	¥11,400.00
Total							¥41,600.00

相場格言：「山高ければ谷深し」

+7.88%

Open

329d 10h 18m 19s

Strategy Percentage Return