2023年の株式市場の大きな話題は、再びビッグテック銘柄の上昇！

かつてGAFAMと呼ばれたApple、Microsoft、Google、Meta、Amazonの5社は、
TeslaとNVIDIAを加えて、Magnificent7(映画「荒野の7人」より)と呼ばれるようになりました。

7社の時価総額は、足もと日本、イギリス、カナダ3ヶ国の株式市場の合計を超えており、
2023年のS&P500上昇の大半は、7銘柄の上昇によってもたらされたものと言われています。

新NISAでも世界株式や米国株式指数を対象とする投信、ETFは人気ですが、これらを買えば、
もれなくMagnificent 7株が相応の割合で組み込まれています。

市場で圧倒的な存在であるビッグテック企業ですが、2024年に入って株価評価に少々見直し
機運も見られることから、米国雇用統計の発表を前に、米国中小型株ETF:「グローバルＸ　
MORNINGSTAR米国中小型 Moat ETF(2252)」で挑戦してみます。

データの内容が景気後退を示す場合、金利低下観測から銀行借り入れの多い中小型株有利、
景気堅調が示される場合も、評価が出遅れた中小型株に有利かと。

短期的には中小型株がせんこうされそうなことから、上下7%の幅で利食いとロスカットを設定、
果たしてどちらが強いのか？

NISAの投資信託投資ランキングを見ると、海外株式対象が圧倒的に人気。
新NISAにおいてもこの傾向は同様と見られることから、東証に上場する海外株式ETFを使った
ポートフォリオ案。

新NISAの非課税対象はあくまで国内分であり、海外での配当への課税は避けられないものの、
日本株と同じ取引時間に円で広く分散投資できるのが東証上場ETFの魅力。

MSCIコクサイと新興国Indexに連動するETFを主軸に、半導体、インド、ブラジル株式を追加。
リスクヘッジ目的で原油ETFをトッピング。

MSCIコクサイ(国別構成): 米国75％、英国4%、仏3%、加3％
 　　　　　　  (上位組入): Apple、Microsoft、Amazon

MSCI新興国(国別構成): 中国28%、台湾16%、インド16%、韓国13%、ブラジル6%
                             (上位組): TSMC、Tencent、Samsung、Alibaba



新NISAに向けた投資ポートフォリオ案

金融政策の緩和方向への転換を前提に、外債ETFを組み合わせ。
債券だけだとさすがに面白くないので、足もと大きく下げているJ-REITと中国株ETFに逆張り。
日本で生きる身として、円の更なる価値低下に備えて為替ヘッジなしを選択。

全体の30%を米国債券(優先債券+短期債)に配分、更に15％毎をフランス国債とアジア国債に配分、
結果、全体の60%を外債に投資。

アップサイドは株式系ETFへの逆張りに期待。
J-REITセクターから値動きの緩やかな賃貸住宅、物流倉庫系のREIT ETFを選択。
中国株は広東省を中心とするグレーターベイエリア企業に投資するETF(最大組入れ:テンセント)

新NISA(成長投資枠:240万円)を使ったポートフォリオ案。

インフレ懸念後退から、世界の潮流は金融引き締め→緩和に転換(但し、日本は逆方向)、
米国景気はソフトランディング成功のシナリオに基づく安定型ポートフォリオ。

高配当の新興国債券ETF、家賃が上昇トレンドのレジデンシャルリートETFを主軸とし、
ヘッジを兼ねた銀行業ETF(金利上昇がポジティブ)と、世界株式ETFを追加。
一定の為替リスクを負うものの、日本で生活する上でのリスクヘッジと割り切り。

ここではETFに特化したポートフォリオとしますが、概ね5年間2.5%程度の配当が期待できる
ソフトバンクの社債型種類株式(94345)を厚めに組み込む作戦もありそうです。

証券コード           ETF名   　　　　　　　　       配当利回り     配当時期　　管理費用(税抜)
1566 上場インデックスファンド新興国債券              4.5%　　隔月　　　　　0.35%
2097 Global X レジデンシャルREIT ETF                      N/A              隔月　　　　　0.275%
1615    NF 銀行業ETF                                                                     2.4％ 　  年1回                           0.19％
2559  MAXIS全世界上場投信                                                 1.6%         年2回　　　　    0.078%

配当で3%、値上がりで7%、年利回り10%を期待



新NISAスタートに向けて、組み入れ候補のETFを試してみる。
日本経済に対するリスクヘッジの観点から、ポートフォリオの片隅に入れておきたいのが、新興国株式。
地位低下が続く日本で生活するリスクを、新興国の長期的な経済成長でカバー。

とは言え、東証に上場する新興国株ETFの上位組み入れは、中国、インド、台湾、韓国、ブラジルの5つ。
最大に組み入れる個別銘柄が台湾のTSMCである点も共通で、信託報酬も似た水準。
強いて言えば、違いは中国株式の組み入れ比率。1681の約30%に対し、2520は約13%と抑え気味。

長期投資の観点からは、足もと売られて株価の低い中国に厚めが面白そうですが、さてどうでしょう？

1658  iShares Core 新興国株　Blackrock, 11/13@2,419, 1口単位, 信託報酬: 0.23%,  分配利回り: 1.7%
                                                                          中国26%, インド17%, 台湾16%, 韓国13%, ブラジル6%
1681\. 上場海外新興国株式　　  日興AM\,  11/13@1\,822\, 10口単位\, 信託報酬: 0\.24%\, 分配利回り: 2\.2%
                                                                          中国30%, インド16%, 台湾16%, 韓国12%, ブラジル5%
2520 NF新興国株式　　　　    野村AM, 11/13@1,256, 10口単位, 信託報酬: 0.19%, 分配利回り: 2.2%
                                                                          インド15%, 台湾14%, 中国13%, 韓国12%

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本日(10/26)したグローバルX社のアセットタイプ別リートETF3本をロング。
日米長期金利の上昇が懸念されるアゲンスト環境のため、安定性の高い賃貸住宅(レジ、2097)を主軸に、
賃貸オフィス(2096)、ホテル&リテール(2098)の順で組み入れます。

1口 1,000円程度から投資可能で、個々のリートの違いを調べることなく、まるっと投資できるのが魅力的。
少額の分散投資であることから新NISAでの使い勝手も良さそう。

初日前場の出来高は、ホテル&リテール>レジ>オフィスの順。
アセットタイプの違いが、値動きや取引量にどういう違いをもたらすのか？今後の動きが楽しみです。



Global X社のアセットタイプ別 REIT ETF上場を前に、既に3年超のトラックレコードを有する
物流倉庫REIT ETFをロング。

賃料の安定性は抜群ながら、金利上昇懸念の下、値を下げている物流REIT。
ロジスティクス J-REIT ETF(2565)も、上場来安値近辺で下値模索の展開が続いています。
結果として、過去の分配金実績ベースの利回りは3.4%程度に上昇。

更に高利回りの個別物流REITに投資する作戦もありでしょうが、個別REITの研究が不要で、
1口 900円程度(10/24終値:911円)から気軽に投資できるETFを選択します。

10/26上場予定のオフィス(2565)、賃貸マンション(2097)、ホテル&リテール(2098)により、
小口投資の選択肢が広がって、ありがたい限り。

新NISA開始を前に、注目したい商品です。






新NISAに組み入れておくと良さそうな外国債券ETFを試し買い。

日興AMの上場インデックスファンド海外債券ETF
FTSEの世界国債インデックスに連動し、足元の組入比率は、米国債48%にユーロ33%。
その他先進国を中心に1桁%で各国に分散。

先進国の金融引き締め局面も終盤と見られることから、良いタイミングかと。
為替ヘッジを行わないため、円高リスクはあるものの、リスク分散と割り切り。

足元の分配金実績は年利2.25%程度、信託報酬0.25%(税別)

新NISAスタート時の市場環境は不明ながら、海外債券ものは入れておきたいところ。
と言いつつこのETF、毎月分配型だから新NISAの対象外になってしまうのか？
日興AMが毎月分配型以外の商品を出してくれるといいんですが。



本日(10/5)東証に上場した日興AMの上場Tracers 米国債0-2年ラダー ETF(2093)をロング。

米国の短期国債に投資する為替ヘッジなしのETF(売買単位:10口)、年4回配当で、管理手数料は0.066%

最近、日本の銀行の米ドル定期預金の金利引き上げが大きな話題に。
銀行間競争など、市場金利動向とは異なる要素に左右される銀行預金よりもピュアに米国金融政策を反映。
満期に関係なく、いつでも売買できる機動性も大きな魅力。

配当、売買益が非課税の新NISAに向けて、外債ETFは注目すべき商品かも。
為替ヘッジ付の外債ETFが多い中、久々の為替ヘッジなしETFの登場。

9月に上場したNZAMの3本の外債ETF(2090 米国債、2091 ドイツ国債、2092 フランス国債)。
低金利に苦しむ日本の個人投資家に幅広い選択の機会を提供する、いい商品と思いましたが、
よく見ると、全て為替ヘッジ付き。

日本国債投資と類似化させる為替ヘッジをわざわざ付ける意味は不明ながら、結局為替ヘッジ好きという
消費者サイドの嗜好の産物か？

9/7に東証上場したばかりのアクティブETF6本をロングしてパフォーマンスを
観察してみます(証券コード: 2080から2085)。

他先進国から大きく遅れましたが、ようやくアクティブETFが解禁されました。
アクティブ投信に比べ手数料も安く、取引時間中は自由に売買できることから、
新NISAでも大きな役割を担うことが期待されます。

6本をほぼ均等でロングし、TOPIX連動のパッシブETFに勝てるか見てみます。
ファンドマネージャーの腕に期待！






ジャクソンホールでのパウエル議長講演を前に、市場には疑心暗鬼の広がり。
タカ派的な方向の織り込みが進み、ハト派方向の内容になった場合の方が振れ幅が大きくなりそうな気もしますが、さてどうでしょう？




米国長期金利の高止まりや、中国経済の先行き不安から調整色を強める株式市場。
本日の東京市場でも冴えない展開になりそう。

10年物米国国債の利回りは4.3%水準と、個人にとっては魅力的な水準。
手持ちの米ドルがあれば、高格付の社債を買って、お小遣いを稼ぎたいところ。

世界の機関投資家にとっても長期投資に魅力ある水準と考え、米国長期債ETFの利回り低下を予想します。

再び円安方向に動いているドル円は、介入を試す展開で更なる円安を予想。

一方、日本でもインフレに対する不満が日々蓄積しており、更なる円安は、日銀が
金利上昇容認に動きやすい状況を作り出すと予想し、日本国債ETFをショート。

6月末時点の世界のETF残高は、10.5兆ドルで史上最高を更新。
市場規模の拡大は投資魅力を示しているとも言え、新NISAに備えてETF投資を
練習しておきたいところ。




日経新聞報道によれば、「上場企業の4～6月純利益は前年比20%増」。

3月決算企業621社を対象とした調査によれば、2四半期増益で、最終利益は6年ぶりの水準。
利益率も8.2%とS&P500企業の9.9%に比較的近い水準を確保。

報道は増益の背景として、①値上げの浸透、➁生産・販売の回復、③円安を指摘。

米国市場の下げの影響を受けた日経平均32,000円割れはエントリーの好機と判断。
足もとの日経平均PERは15倍水準と割安ではないものの、増益継続による水準訂正に期待。

大和アセットマネジメントが運営するETF、iFreeシリーズから日経225と日経400を選択し、
パフォーマンスの違いを観察。
1320 iFree ETF 日経225  売買単位:1口、信託報酬: 0.12%
1599 iFree ETF 日経400 売買単位:1口、信託報酬: 0.18%

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最終盤で格下げ、増発報道による米国長期金利の上昇に見舞われ、海外債券インデックスがマイナスに沈みましたが、
全体としては上々のパフォーマンスでした。

本日夜の米国雇用統計次第で金利動向が変化する可能性もあるものの、時間切れのため終了します。

この1年間でドル円レートは133円→143円と7.5%程度の円安に。
今後も円安リスクヘッジ対策が欠かせない印象です。




日銀の金融政策変更観測による値下がりをエントリーの好機と判断

金利上昇が逆風となるREIT及びグロース企業ETFを選択

ポートフォリオの中核を占めるカナディアンソーラ投資法人のブレーキが痛いところ。。。
公募増資の受け渡しも終わって徐々に持ち直してくれるといいのですが。

一方で高配当株50指数ETFは好調を維持。来年の新NISA開始に向けて依然注目銘柄です。

個性的なETFを販売するGlobal X社から7/13に上場したばかりのテーマ型ETF3本をロング。
全て売買単位が1口のため、1,000円単位の投資が可能。

NISAの空き枠消化、新NISAデビュー戦にもフィットしそうな感じにまずは様子見

**2252 グローバルＸ Morningstar 米国中小型 Moat ETF**  7/18終値: 1,001円、 管理費用: 0.4125%

Warren Buffettが語る優良銘柄の条件は、高いMoat(堀)に囲まれた城のような事業を行う企業
米国Mid-Small企業から独自事業を展開し、株価が割安な150企業のポートフォリオに投資

組入れ銘柄は知らない企業ばかりで、まさに小口投資可能なETFならではの魅力

**2253 グローバルＸ スーパーディビィデンド-US ETF**  7/18終値: 987円、管理費用(実質): 0.4775%

高配当株式に投資するETFが数ある中、REITやMLPも対象とする点に特色あり(隔月分配)
一体どのくらいの配当水準になるものか、楽しみです

**2254 グローバルX  チャイナ EV＆バッテリー ETF** 7/18終値: 973円、管理費用(実質)：0.7075％

BYDやCATLなど中国のEV関連企業ポートフォリオへの投資
興味はあるものの情報入手が難しく、良し悪しの判断ができないため見送ってきたエリア
投資機会がようやくもたらされた感じ

米国の金融機関の信用不安も落ち着きを取り戻したようで、安心感が漂ってきました。

分配金の支払実績も徐々に積み上がり、6ヶ月連続で400円(100口当たり)なので、年間4,800円で現在の株価に対して約5.2%の利回りというところ。
米国上場の親ETF(2866の投資先)であるPFFDの分配金利回り(過去1年間実績)は6.4%、為替の影響があるので単純には言えませんが、
安定的な分配が期待できそうな気配。





昔GAFAM、今MATANA (Microsoft, Amazon, Tesla, Alphabet, NVIDIA and Apple)。
すっかり主役級に躍り出たNVIDIA Corporation、2つのETF共にトップ組入れ(半導体ETF: 9.33%、テック20: 13.42%)。

昨日発表されたApplied Materialsの決算は、市場予想を上回り、半導体市場に改善の予感。
5月24日予定の本命NVIDIAの決算発表に注目！



ETFを使った新NISA投資戦略(年間240万円の成長投資枠)の練習。

日本で暮らし、円で収入を得ている以上、警戒すべきは円安リスク。
個性的なETFを上場している日興アセットマネジメントのETFを使ってポートフォリオを構築、
年間10%の運用を目標とします(日興AMは、三井住友トラストHDグループのAM会社)。

国内株、海外債券、海外REITを30:40:30のバランスでアロケート。海外ETFは為替ヘッジなし。
(国内株)
1698 日本高配当ETF    AUM: 232億円,  利回り: 3.51%(3ヶ月毎配当), 信託報酬: 0.28%, 10口単位
　　　　　　　　　　(上位組入: JT, Canon, Bridgestone...)
1481  日本経済貢献株  AUM:33億円, 利回り: 2.08%(半年毎配当), 信託報酬: 0.35%, 1口単位  
                                                     (上位組入: SONY, TOYOTA, NTT)

(海外債券)
1566 新興国債券ETF   AUM: 181億円, 利回り4.75%(2ヶ月毎配当), 信託報酬: 0.35%, 1口単位
　　　　　　　　　　(上位組入: インドネシア,マレーシア,中国)
1486 米国債券ETF        AUM: 303億円, 利回り: 2.61%(半年毎配当), 信託報酬: 0.095%, 1口単位

(海外REIT)
1495 アジアリート       AUM: 39億円, 利回り:4.04% (3ヶ月毎配当), 信託報酬: 0.1%,10口単位
　　　　　　　　　     (シンガポール 71%, 香港, インドネシア)
1555 豪州リート             AUM: 124億円, 利回り: 3.11% (2ヶ月毎配当), 信託報酬: 0.35%, 10口単位

利回りは、AM会社HP上に記載の係数、信託報酬は税抜の年率。

ETFマニア