週刊東洋経済 4/13号で見かけた鎌倉新書(6184)をロング

出版社のような名称ながら、主業は終活関連情報を提供するポータルサイトの運営。
集めた会員情報を基に幅広いサービスをクロスセルするビジネスモデル。

2024年1月期は計画未達も増収増益で着地、2025年1月期予想は更なる大幅増収増益を計画。

人口の大きな塊である「団塊の世代」が全員75歳を迎える中、単身世帯の大幅な増加が見込まれ、
同社のビジネスには大きな追い風が吹くと見られる。

自治体との連携事業も進んでおり、今後更なる拡大を予想。

一方、株価は決算発表を機に一旦持ち直したものの、再び下値を探る展開に。







「日経マネー5月号」を見ていて気になった銘柄、RS Technologies (3445)をロング。

半導体製造の土台となるシリコンウエハーの再生事業が主力。
半導体製造メーカーが不良品の発生防止や、歩留まり向上のために使う「モニターウエハー」、
「ダミーウエハー」。これを回収して、再生ウエハーに再加工してメーカーに納入する事業。
この分野での世界シェアは33%とか。

この他、中国向けの新品ウエハー事業と電子部品の商社ビジネスを展開。
生産設備を日本、中国、台湾に保有し、それぞれ別の地域の顧客に販売。

新規事業として、パナジウムレドックスフロー電池(蓄電池)向け電解液製造への進出を表明。

安定高収益の既存事業と、夢がありそうな新規事業の割にPERは10.5倍水準(会社予想ベース)。
IR資料によれば、Net Cashと上場中国子会社持ち分の時価評価の合計額は、同社時価総額を
1,300億円程度上回るとか。

このあたりの事情を考えると、株価は超割安水準と判断。

本日5%を超える大幅高で気持ち出遅れた感を感じるため、まずはアイデアブックで様子見。







昨日(2024年3月25日)公表開始の「日経半導体指数」構成銘柄、東証スタンダード市場上場、
フェローテックホールディングス(6890)をロング。

「日経半導体指数」は30銘柄で構成され、アメリカ「SOX指数」の日本版というべきIndex。
半導体に対する注目を考えれば、国内外からの需要に加え、将来的なETF上場の可能性も高そう。

同社は「東証スタンダードTOP20」の構成銘柄でもあることから、今後グロース株への注目が
高まれば、こちらもETFを通した需要が期待できそう。

半導体関連の真空シールで65%、サーモモジュールで36%の世界シェアを有するグローバル企業。
製品はパワー半導体、EV、更には生成AIにも使用されるなど、今後の成長期待は大きい。

一方、株価は足もとPBR 0.65x、PER 9.2x(会社予想)と大幅な過小評価状態。
市況悪化を受けて、絶好調の前期からの大幅減益予想を、足もと更に下方修正したこと、中国での事業比率が高い点などが嫌気されているものか？

資料を見る限り、事業ポートフォリオは米中半々、中国向けも制限の厳しい先進半導体用ではなく、生産設備の国内復帰とマレーシア拡充を進めるなど、大きな懸念はなさそう。

2024年3月の期末配当50円を考えると、配当権利付き状態でインし、2025年3月期の市況回復に
賭けるのが良策と判断。

個人的には以前から大好きな銘柄、ファンの増加を期待!!
[アニマルスピリットにあふれる企業 | フィンタクト (fintact.io)](https://www.fintact.io/ideabook/7109)





売上、利益ともに拡大方向にはあるものの、時価総額は34億円→36億円への微増。
1年かかって+8%のパフォーマンスは、小型銘柄への投資としては残念な結果。。。

2日前ですが、終了します。

PC価格が上昇中とは知りませんでした。
2025年のWindows10のサポート終了による企業の買い替え需要も大きそうなので、PC分野にピュアに投資できる銘柄として注目します！

いたずらに売り上げを追わない利益重視の姿勢も、戦略が明確で好感度大です。
海外事業が利益をけん引しているようなので、円安メリットも相応にありそうです。






恐怖と混乱の中にいたコロナ初期とほぼ同じ水準にある現在の投資口価格は、さすがに下げすぎ感が強いと思います。

業種は異なれど、ともに株主還元に積極的な高配当銘柄。
乗り遅れた相場で、新NISA成長投資枠に今から組み込めそうな銘柄を物色中。

業績の下振れ不安が小さく、高配当を維持してくれそうな2銘柄を選定。
より業績拡大期待が大きそうなCREに厚めの配分。

3458 CRE     会社予想PER: 10.09倍、予想配当利回り: 3.9%
物流施設のリーシング、管理事業を皮切りに、開発、アセットマネジメント事業を本格化。
開発事業によるフロービジネス、Fee収入を中心とするストックビジネスの両輪で事業拡大中。

配当性向30%を下限に、50%を目標。現状の配当水準を維持する累進配当方針を公表。

5857 AREホールディングス　会社予想PER: 15.6倍、予想配当利回り: 4.6%
金属リサイクル会社、2023年アサヒグループホールディングスから社名変更。
金価格の高騰を受けた業績上振れに期待。

配当性向40%目途、現状の配当水準維持方針を公表。







「Amazonがふるさと納税参入」との一部報道を受けて、チェンジHDの株価が急落。。

確かに収益を支えるビジネスへの巨大プラットフォーマーの参入はマイナス材料ではあるものの、
楽天、Yahooを始め、既にポイント機能を有する大手企業が乱立しているふるさと納税事業で、
競合がもう1社増えることがそれほど大きなインパクトを与えるものか？？

当該事業は確かに収益の柱ではあるものの、どちらかと言えばキャッシュカウビジネス。
そこで得た利益とパイプを使って、地方自治体向けDX、サイバーセキュリティ分野などを
成長ドライバーに育て、社会課題を解決する戦略。

業績好調ながら、株式市場の評価は厳しく、株価は長期下落傾向。

同様にシニア分野の社会課題を解決するため、多彩な事業を手掛けるSMS。

人材紹介サービスや、介護事業者運営支援サービスなどが好調で、業績は右肩上がりながら、
こちらも市場の評価は厳しめ。

両企業ともマネジメントの強いリーダーシップの下、着実に成長を続けており、
市場の評価が見直されることを期待。








偶然見かけた四季報オンラインの古めの記事「テンバガーより凄い『100倍株』のある共通点」
https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/121599

上場から間がないや、時価総額が小さいなど、共通点は数あれど、その他にも①創業社長が筆頭株主、➁株価が安値を付けた時40歳代などなど。

そんな条件を見て思いだしたのが、上場から7年、貸会議室最大手のTKP。
創業社長である河野社長の保有比率は資産管理会社と合わせて50%超の筆頭株主。
株価が底値を付けた2020年3月時点では恐らく40歳代？

コロナ禍で経営が大打撃を受ける中での貸会議室、ホテルの積極的な新規出店など、
大胆な成長戦略の実行は、オーナー社長ならでは。

株価はあえなくロスカットの餌食になった前回とほぼ同水準で低迷。
https://www.fintact.io/ideabook/7487

貸会議室、ホテル共に室料が上昇しており、4月半ばの決算発表での大幅増益を期待して、
再度ロングを試みます。

株価のピークは、コロナ前2019年6月に付けた5,920円。
100倍はともかく、上場来高値更新で4倍を期待!

さんざん手あかがついて、もはや投資の価値は...というようなトピックですが、
3月期末に向けた配当取りの動きに期待して、高配当低PBRの水産業2社をロングしてみます。

両社とも足もと52週高値を更新しており、株価の面でも今さら...ですが、
過去の上場高値からは、まだ夢を見れる水準か？？

業績は安定しており、アップサイドは海外の魚食需要の拡大。

東証プライム残留のため、増配、株式分割と積極的に動いているニチモウを主力に。
公表済の配当性向30%が実現すれば、配当利回りは5%近い水準。
新NISAを使った高配当銘柄ハンターに受けそうな感じ。




高配当バリュー株選好の流れを受けて、1年間でほぼ30%の成長。
終了まであと1日、せっかくなので、30%を超えて終了してほしいところ。

1/24 、JPXプライム150と連動するETFがついに誕生！

証券コード 2017 「 iFree ETF JPXプライム150 」(大和アセットマネジメント)

日経新聞記事「住友商事、大気中のCO2を回収、排出権販売で収益に」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC176190X10C24A1000000/

住友商事がCO２回収を手掛けるノルウェー企業に出資し、回収で得られる排出権(カーボンクレジット)を販売する計画とか。
ボストン・コンサルティング・グループは、カーボンクレジット市場が2030年には最大約6兆円に拡大する、と予想。

CO2を直接減少させる新技術に期待！

3Q決算は貸会議室、ホテルの両事業が共に好調、売却済のリージャス事業を除くベースでは前年同期比で売上約20%の大幅増。
一方、人材、システム投資に加え、貸会議室の新規開設など、今後の成長のための経費の増加から、営業利益は前年同期と変わらず。

3Qの貸会議室事業のKPI、坪あたり売上は、前期比+10%、前年同期比+23%と大幅な上昇(コロナ前2020年2月期の水準まであと12%)。
新規開設により会議室の面積が拡大していることを考えると、今後に期待を持てそうな内容。

通期予想の上方修正こそなかったものの、成長戦略の正しさが一定程度確認できたことからHOLD方針。

2024年に入って、なんだか通勤電車が混んできたような気が。。出勤する人が増えたのか、それとも気のせい？
週明け1/15の3Q決算発表に期待!!!

本日の日経新聞記事。

「貸会議室料金上昇　オフィス減も出社戻り「会議難民」増」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB21B3C0R21C23A2000000/

コロナ期間、在宅勤務の広がりから、オフィスを縮小した企業が、出社率の回復を受けて
会議室の不足に直面し、結果貸会議室の使用料金が上昇している、との内容。

欧米で社員の出社率が回復せず、オフィス空室率の高止まりが伝えられる中、
俄かに信じがたいような内容。

但し、ニッセイ基礎研によれば、2023年12月の米国主要都市の出社率51%に対し、
東京の出社率は68%との報道もあり、やはり日本は異質の国なのか？

記事の内容を素直に受けとって、コロナ禍を次なる成長への大チャンスととらえ、
貸会議室を大幅拡大した業界首位TKPをロングします。

コロナ禍では、グローバルブランドを付していた「日本リージャス」の譲渡により、
大きな損失計上の経緯あり。

しかし、貸会議室需要の拡大が本物とすれば、経営の自由度が乏しいグローバルブランドを
返上し、柔軟な運営が可能なスペースを拡大した戦略の正しさが評価を受けるはず。

2022年6月の安値1,569円のちょい下にロスカットを設定して挑みます。



昨日(2024年1月9日)33年10ヶ月ぶりのバブル後高値を更新した日経平均、本日も大幅高で
あっさり34,000円台に上昇!! 2024年中の市場最高値更新への期待が膨らみます。

上昇の要因の1つとされているのが、新NISAの開始。
個人投資家に人気の高配当株として、JT、三菱UFJ FG、三菱商事が人気とか。

これから参入するには少々出遅れ感を感じることから、
① 長期連続増配中、➁業績好調で、今期予想も上方修正、③全世界を相手にビジネス、
④ 上場高値から株価調整終了の気配、の観点で2銘柄をロングします。

配当利回りそのものも重要ではあるものの、長期的な上昇にはビジネスの成長及び
マネジメントのコミットメントがより重要か。

1\. ロート製薬\(4527\)
19年連続増配中。2024年3月期は業績絶好調で史上最高の決算の見込み。
既存事業に加え、近視進行抑制目薬の開発など、将来的な成長期待も大。

2023年9月、上場高値更新(4,117円)の後、2,666円まで下落(△35%)、
その後、回復傾向で足もと2,963円(アナリスト予想PER: 22倍)

2\. 栗田工業\(6370\)
19年連続増配中。2024年3月期は史上最高の決算の見込み。
電子セグメントの受注高の減少が少々気になるが、半導体市況が持ち直せば回復も。

2022年12月、上場高値更新(6,480円)の後、2023年10月4,253円まで下落(△35%)、
その後、回復傾向で足もと5,425円(アナリスト予想PER: 22倍)





「ふるさとチョイス」ブランドでのふるさと納税、地方自治体向けDX支援を通じて
地方創生を目指すチェンジホールディングスをロング。

2023年6月に投稿したアイデアは、あえなくロスカットに。
https://www.fintact.io/ideabook/7340

11月中旬に公表した中間決算は売上、利益共に過去最高を大幅に上回る内容ながら、
株価は大きく下落。

グループ会社を通じて多岐に亘るビジネスを手がけており、アナリストカバーも
ないことから、内容が伝わりづらい点がネックか。
足元の株価は会社予想に対してPER16倍と、成長期待に比して割安と思料。

目下、売上を支えていると見られる、ふるさと納税の利用者割合は増加継続も、
総務省調査で約15％、推計値で32%程度と更なる拡大の余地あり。

ふるさと納税の頭打ち時期までに、注力中の自治体DX支援が本格化すれば、
美しい成長ストーリーに。

2022年の安値1,300円レベルまでの下落を覚悟して再挑戦。



週刊東洋経済、「発見、成長企業」で紹介された、宮崎に本社を置く旭有機材(4216)をロング。

半導体、EV等に使われる樹脂製品で世界有数のシェアを有するグローバルニッチ企業。
業績好調ながら、半導体関連銘柄下落の動きから株価は7月末の高値比約25%の下落。

結果、東洋経済が保守的と見立てる会社予想ベースでPERは9倍割れ水準へ。
今後の決算発表での上方修正に期待します。

短期的にはややまったり感がありながら、先を見れば上昇期待は十分に持てそうな環境。
中間決算発表での業績予想上昇修正が、次なるカタリストになることを期待して、
1Qで事業計画に対する進捗率が高かったきぎょうをロング。

ZAI掲載の記事に沿って、強気表示がある銘柄厚めに組み入れ。

ヒトの手